「医療器具屋さんが作った耳かき」と「耳かき亭」が出会ったのは、2009年11月下旬のこと。
インターネットで、携帯できる耳かきを探していたところ、検索にかかり、一般客に扮して注文をしてみたところに始まりました。
形状は西洋型で、決して珍しいものでもなく、掻き心地はあまりにも滑らかで、万人受けは難しいと感じました(なぜなら、ミミカキストさん達はカリコリと掻いているという感覚がある方が好きな方が多いので)が、「耳かきが触るだけでも痛い」とおっしゃるお客様が何人かいらしたことと、カリカリコリコリという掻き心地感が殆ど無いにも関わらず、想像以上に耳垢が採取できたことと、「医療器具屋さんが作った耳かき」というネーミングに惚れて、当店での販売もさせていただけるか問合せを入れてみました。
すると、1週間も経たないうちに、三祐さんの社長さんが直々に当店にご足労くださり、「もっとこうしてくださると嬉しいのですが……」と当店のわがままな仕様変更要望に熱心に耳を傾けてくださいました。
その結果、2種類の新しい仕様の「医療器具屋さんが作った耳かき」が誕生致しました。
・医療器具屋さんが作った耳かき〜職人の技〜
・医療器具屋さんが作った耳かき〜匠の技〜
従来からの「医療器具屋さんが作った耳かき」(当店では、〜医療の技〜とネーミング致しました)も、採取した耳垢を取りやすく改良してくださったことによって、どれも素晴らしく、悩んだ末に3セットにしてみました。見た目は、よく似ていても、掻き心地や用途がそれぞれ異なるので、TPOに合わせて使い分けて頂けると宜しいかと存じます。
至福の耳かきタイムの中で沢山の幸せも掻き集めていただけますように……
2010年1月 耳かき亭 保延知佐子
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